八丈島のシーズン別の魚種・釣り方

シーズン別、魚の釣り方

八丈島は羽田から僅かに45分と言う近距離にありながら、大型魚、高級魚、のフィールドとしては屈指です。


季節ごとに釣り物があって、オールシーズンで楽しめます。列記しますが、基本的には水温によって変わるので、季節が大きくずれこむ事があります。それは、遠州灘に出来る冷水塊が東に移動し黒潮の流れ方が様々に変化し、それによって水温が変化するので、たとえば今年などは(2008年)夏場が冷水塊に覆われ、底潮が冷えて浅場で青物が活性、オナガダイやメダイなど深場の魚も80~100メート台でル釣れました(これは本来であれば冬季から春季です)。

しかし、これは例外的なケースで、たいがいは季節で分けることができます。しかし、釣行時の水温を確認することが肝心で、それによって大方の釣り物が判ります。


船 エサ釣り

冬季 浅場
シマアジ、メジナ(オナガメジナ)、スマガツオ、ウメイロ
深場 メダイ
春季 浅場
シマアジ、メジナ(オナガメジナ)、スマガツオ、ウメイロ
深場 オナガダイ、メダイ
夏季 浅場
メジナ
深場 アオダイ、ヒメダイ
秋季 浅場
シマアジ、メジナ(オナガメジナ)、キハダマグロ、カツオ
深場 アオダイ、ヒメダイ

シマアジは11月から3月ぐらいまで。ウィリー仕掛けでハリスが8号、2~3本針です。長さは2メートルが基本です。大型が回っているときは10号を使用すること。コマセかごは金洲カゴで一気に振り出すことが肝心です。ジギングのようにシャクリながら動かして食い上げを誘うのも効果的です。クッションゴムはカゴの上に3ミリ2メートルが良いですが、なくても良いです。カゴの下はなしにするか、付けても3ミリ50センチです。

アオダイ、ヒメダイ、メダイはイカのタンザクや切り身を使うためにカンパチが食いつきます。その為にハリスは10~12号、2本針。長さは3メートル。コマセかごはサニーカゴのBIGが良いでしょう。パパズインでは電動リール付きの貸しざおがあって深場は楽ですが、扱いがリールによって違うのでパパのガイド(10.000円)付きの方が無難です(たぶん、高級魚の釣れる確率が限りなく高くなります)。クッションゴムは3ミリ50センチ。


船 泳がせ釣り

周年カンパチやヒラマサが釣れますが、好期は春、秋、それに夏場はディープです。


まず、餌釣りからなので、サビキで(3~4号、4~6本ハリ)アミコマセを使いムロアジを釣ります。1人で12~15匹は要りますから、手返し良くやりましょう。サビキのオモリは40~60号で3人いたら2人で釣って1人は針を外す役をした方が早いです。時間勝負ですが、アミコマセを4ブロックほど持っていっても簡単に釣れないこともあります。

ムロアジを釣ったらいよいよ泳がせ釣りです。大型が多いのでハリスは40~80号ですが、パパズインではせっかくの大物を釣り上げてほしいので60号以上を勧めます。基本は3メートルですが針はオーナーのカットゴリラの5/0~7/0が良いです。 オモリは水深によりますが、200号~500号。ステ糸はオモリの重さに順じますが、大型の魚はスピードがあってオモリを振り切ってしまいます。その為に20号を1メートルにしたいです。

ボトムを叩くような釣りをする方もいますが根がかりが多くなります。魚は自分の目線より下のえさを追わないので、底より5メートル以上巻き上げ、こまめに底ダチを取ることです。底ダチを取ったとたんに食うことが多く、更にリールを20回ぐらい上に巻きあげて誘うと食うケースも多いです。とにかく思ったより上でやることが肝心です。

特に、キーパーに着けたままのウインチ釣法では底近くを泳がせても良いですが、スタンデングはそこから10メートル以上切ることを勧めます。根にはいられないために最初は踏ん張って止めますが、途中からはドラッグを緩めて引きを楽しむぐらいの余裕があると良いですね。


オフショア ルアー

ジギングでのカンパチやヒラマサは冬季や春季は浅場。夏季や秋季はディープです。


水温で分けると15~22度台は浅場。23度台以上だと深場に入ります。目安はハガツオが釣れる時は浅場。サワラが釣れるときがディープと考えると判りやすいです。

パヤオは春季と秋季は大型のキハダマグロが入りますが、冷水塊が長いと魚の着きが悪くなります(2~4月は禁漁期間)。


浅場でのカンパチとヒラマサは船の近くでは食いが悪いのでチョイ投げです。その場合はスピニングリールが有利ですが、ディープでは圧倒的にベイトリールでドラッグを強めにするのが良いでしょう。近年はディープの方がスレていないので大型の確率は高いです。

島は潮が速いので浅場でも150グラム~250グラム。ディープでは300グラム~600グラムぐらい必要になります。


当然にガンガンジャークしますから重いジグは太めのリーダーでないとラインが潰れて切れ易くなります(私はジグの結束にチューブをかませます)。PEは4~6号が基本ですが、浅場では3号を使うケースもあり、リーダーは浅場でフロロの100ポンド。ディープでは130~200ポンドです。深場は根ずれが少ないのでナイロンを使います。ジグのカラーは水色しだいなので、その時によって違います。浅場は圧倒的にホロ系です。大型が多いのでジギングでのリーダーは100ポンド以上が無難でしょう。

意外とボトムでは食いにくいのと、食わせても根ずれになります。ボトムから10メートル以上(私は15メートルぐらいやります)ジャカ巻きか素巻きで早く巻き上げ、そこから規則的なジャーク&ジャークをします。意外にコンビネーションジャークが効きますよ。

お土産が欲しい時はインチクやラバージグなど、ライトタックルも楽しいです。高級魚のアカハタがたくさん釣れますが、限りのある資源なので1人で4~5尾程度に。時期にもよりますが、深場をやると(100メートル以深)メダイやハチビキ、アオダイ、オナガダイ、が食ってきます。大型なのでPEは2号、リーダーは60ポンド必要になります。メーカーさんでもう少し重いラバージグやインチクを作ってくれると、八丈島では大ブレークするかも知れませんね。

パヤオのキャステングゲームは春季と秋季のキハダマグロが狙い目です。特に春季は50キロクラスが入るので、それは期待に胸が膨らみます。さらにシイラとカツオは周年狙え、特に秋のシイラは20キロを超える超大型が釣れます。 意外に楽しいのはパヤオのライトジギングです。60~150gぐらいのメタルジグで、10キロクラスのキハダマグロやビンチョウマグロを狙います(季節でターゲットは変わります)。


トローリング

春季から秋季までですが、カジキマグロは25~29度台。キハダマグロは20~25度台。サワラは26~30度台です。


ライトトローリングでパパのガイド付きが非常にお得です(5時間56,000円)。トローリングタックルを4本持ち込み、他におみやげ用にライトタックルを2本用意します。もちろん10種以上のトローリングルアーもすべて付いてのご案内なので初心者でも十分に大型カジキが狙えます。


磯釣り、堤防釣り、ショアジギング

堤防での泳がせ釣りはムロアジを釣って泳がせるのですが、おもに3~6キロサイズです。


この場合は3号程度の磯竿で道糸は6~10号、ハリスも10号もあれば十分です。しかし、冷水時期(特に春季)は20キロを超えるものが釣れます。この場合はクエ竿か強めの石鯛竿にリールは大型の両軸リールが必要です。道糸はPEラインの10号、ハリスは50号。 針もカオーナー、カットゴリラの5/0です。

オモリ8号負荷ぐらいの発泡ウキを着け、ウキ下は5メートルぐらい。ハリスの長さは3メートルで良いでしょう。これは磯の泳がせでも同じです。

ショアジギングは、低水温時の限定です。


シマアジやメジナ狙いのかご釣り

これは2.5号~3号の磯竿(5.3メートル)、6~8号負荷ぐらいのウキに2.5ミリ20センチのクッションゴム。反転かごにハリス6号3メートルですが、ヒラマサ狙いの場合は一回り太めのバランスにする。ウキ下の基本は竿一本。


フカセ釣り(尾長メジナ狙い)

冬季から春季、八丈島の磯釣りの王道はフカセ釣りです。八丈小島の渡船や地磯でも60センチオーバーは狙えます。


1.5~2.5号の磯竿にフカセ釣り用のレバーブレーキリール。大型のオナガメジナ(グレ)狙いは、一般的には道糸5号ハリスも5号ですが、私は道糸2.5~3号でルアーのようにウキ下にビミニツイスト、ダブルラインを作ります。そしてハリスはフロロカーボン6号を使います(作り方はパパズインに来られれば教えます)。

針はグレバリ9号かチヌグレの4号。円錐ウキですが大型で(風が強い島なので)浮力0を基本にしています。本流で潮の早い場合はガン玉で調整をします。水中ウキを使うのも悪くありませんが、複雑に流れる強いサラシ場が多いのでシンプルにした方が良い場合が多いです。

ヘチで大型を狙う場合には、3号竿にハリスを8号、グレバリの10号で止めるような釣りをした方が良い場合もあります。この場合はレバーのリールよりフロンドドラグのリールです。私は石鯛用の両軸リールを使います。


防波堤のヘチ石鯛

この釣りはむちゃくちゃ楽しいです。クロダイのヘチ竿で、強めのものを使い、カニやウニの芯を着けてやります。6号通しで針は石鯛針の9号、チモトに3Bぐらいのカミツブシ着けて、その上を1センチほど編み込みます。糸フケを見て微妙なあたりを取りますが、何しろヘチ用のリールですから1キロクラスの石鯛でも体全体でやり取りをします。最高に楽しめますね(カンムリベラでも十分に楽しい?)。


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